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5校が事例発表「方法引き継ぎを」 18年度実践報告 一般記事バックナンバー

学校での新聞活用事例を報告する教員

 2018年度の県NIE実践報告会が21日、大分市の大分合同新聞社であった。実践指定校として学習活動で新聞活用に取り組む県内の小・中・高8校のうち、5校が具体的な事例や成果を発表した。

 県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大教育学部教授)が主催。教育関係者や報道機関の代表者ら14人が出席した。

 大分市鶴崎小は文字探しやスクラップなど学年に応じた活動をする「朝のNIEタイム」を紹介。大分舞鶴高(同市)は新聞社発行のワークシートを使い、裏面に関連資料を掲載し返却する取り組みなどを説明した。

 各校の教員からは「人事異動で教員が変わっても活動が継続できるよう、方法を引き継ぐことが大切」「自主的に新聞を読むという点では、まだ生徒個々で意識に差がある」などの意見が出た。出席したNIEアドバイザーは「地域とのつながりをつくり、アピールしていくことが大事」「新聞が効果的な教材となるよう工夫してほしい」などと助言した。

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