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紹介記事を読んで本人に思いを質問 第75回実践研究会一般記事バックナンバー

質問に答える森貴也さん

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第75回研究会が12日、大分市の大分合同新聞社であった。人物を紹介した新聞記事を活用するワークショップと、地方紙をテーマにした講演があった。

 約20人が参加した。ワークショップは第一中学校(津久見市)の永松芳恵教頭が企画。参加者は竹田市在住の彫刻家、森貴也さん(37)についての記事を読み、本人に聞いてみたい質問を考えた。その後、森さん本人が登場。芸術活動への思いや現況、子ども時代のエピソードなどの質問に答えた。

 大分合同新聞社の小田圭之介執行役員編集局長が講演した。▽地域の問題を掘り起こす▽暮らしに役立つ情報を伝える▽地域を元気にする―など、地方紙の役割を説明。「子どもたちの生きた教材として、情報を見分け判断する力を養うのに役立ててほしい」と呼び掛けた。

 次回は初めて中津市で開く。2月9日午後1時から同市の小幡記念図書館で。愛知教育大学の鈴木健二教授による、授業づくりと新聞についての講演などがある。問い合わせは研究会事務局(大分合同新聞社地域連携室内、TEL097・538・9729)へ。

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