NIEに関する一般記事

全国大会を報告/第71回実践研究会一般記事バックナンバー

防災をテーマに話し合う参加者

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第71回研究会が8日、大分市の大分合同新聞社であった。7月26、27の両日に岩手県で開かれた「第23回NIE全国大会盛岡大会」に参加した県内の教員3人が内容を報告。新聞を使ったワークショップがあった。

 12人が参加した。全国大会の報告では、大分市鶴崎小の佐藤由美子校長が、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の現況、復興人材の育成を目指し小中一貫校に設けている「ふるさと科」について説明した。

 大分市明治北小の平山立哉主幹教諭は記念講演で学んだ新聞の教育への効果、大分舞鶴高の小坂吏香教諭は「災害を自分事として考えよう」と題した高校での公開授業について、それぞれ話した。

 コミュニケーション促進を目的としたワークショップ「新聞記事でワールドカフェ」では、防災をテーマに4人ずつのグループで意見交換。8日の新聞各紙の1面記事を材料に、経験談や防災への思いを語り合った。次回は10月13日午後2時から。

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