NIEに関する一般記事

記事活用の意義 具体例交え講演/第66回実践研究会一般記事バックナンバー

小学校での新聞活用について報告する辛島広文教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第66回研究会が14日、大分市の大分合同新聞社であった。NIEの意義や進め方についての講演や、小学校での新聞活用の実践報告などがあった。

 約20人が参加した。大分市鶴崎小学校の佐藤由美子校長(NIEアドバイザー)が「NIEをどう進めるか~NIEの意義と活用について」と題し講演。自分と社会とのつながりに気付かせ参画意識を持たせることなど新聞活用の意義を話し、同校での各学年での具体例を紹介した。

 宇佐市横山小学校の辛島広文教諭が、昨年度までの同市宇佐小学校での新聞活用について報告。6年生が18歳成人について記事を読み考えた事例などを説明し「単に記事を使うだけでなく、授業者の狙いがあってこそ心の通った授業ができる」と、学ばせたい目的を持って記事を使う大切さを強調した。

 次回は5月12日午後2時から。

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