NIEに関する一般記事

道徳の授業での活用事例を発表/実践研究会 一般記事バックナンバー

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第65回研究会が10日、大分市の大分合同新聞社であった。実践報告やワークショップがあり、道徳の授業での新聞活用などについて理解を深めた。

 約20人が参加。秣(まくさ)小学校(中津市)の田辺裕純教諭が「道徳の授業づくりとNIE」と題し報告した。「道徳性を養う上で新聞記事は面白く、考えたくなる素材。児童の思考を活性化させ、多様な考えを出し合える」と教材としての記事の効果を説明。郷土愛や国際理解などの指導につなげた、過去の記事活用事例を紹介した。

 ワークショップでは各参加者が、指定された「色」を連想した記事を当日の新聞から探し、連想の理由を記述。六つの色ごとにグループをつくり、記事を集めて色をテーマにした壁新聞を作り発表した。

 次回は4月14日午後2時から。新聞活用の“イロハ”を学べる講演「NIEをどう進めるか」などを予定している。

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