NIEに関する一般記事

9校が事例発表/17年度実践報告会一般記事バックナンバー

学校での新聞活用事例を発表する教員

 2017年度のNIE実践報告会が20日、大分市の大分合同新聞社であり、NIE実践指定校として学習活動での新聞活用に取り組む県内の小・中・高校合わせて9校が、具体的な事例や成果を発表した。

 県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大学教育学部教授)が主催。教育関係者や報道機関の代表者ら22人が出席した。

 毎日午後の授業開始前に新聞コラムを書き写す、竹田市緑ケ丘中の「DO緑(どりょく)タイム」や、人権に関する記事を校内に掲示し帰りの会などで話題にする、大分市滝尾中の「人権ニュースペーパー」などの取り組みが発表された。

 各校の教員からは「書く力や読解力など、子どもたちへのメリットは大きい」「新年度からは小論文指導と新聞活用をリンクさせ、自分の考えを深めさせたい」などの意見が出た。県内のNIEアドバイザー3人が出席し「客観性と妥当性を持った効果検証を校内外でアピールして」「学校全体で取り組むため、年度初めに校内研修を。NIEの説明にアドバイザーも活用して」と助言した。

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