NIEに関する一般記事

公開授業や報告で活用の効果を学ぶ/セミナー別府会場一般記事バックナンバー

「情報」の授業で働くことの意味を記事から考える生徒

 公開授業や実践報告を通じて中学校、高校の授業や教育活動への新聞活用効果を学ぶ、本年度の「県NIEセミナー別府会場」が16日、別府市の別府翔青高校(辛島信昭校長)であった。県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大学教育学部教授)が主催。

 教員や教育行政関係者ら約40人が参加した。公開授業は同校の1年生を対象にした、畑野新司教諭の「情報」と、佐藤匡介教諭の「現代社会」。

 情報では「働くことの意味」をテーマに、問題解決のため情報を収集、整理する材料として新聞を活用した。働く人の思いに迫った連載記事からキーワードを抜き出し、働く意味をグループで考えた。

 「現代社会」では地方自治や地域活性化策を身近な題材から学ぶため、夏に多くの来場者を集めた「湯~園地」の事後検証記事を活用。グループごとに企画成功の理由や今後の別府市活性化への課題を記事で調べ、オリジナルの活性化策を意見発表した。

 高田中(豊後高田市)山香中(杵築市)別府溝部学園高(別府市)大分舞鶴高(大分市)の4校が実践報告した。

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