NIEに関する一般記事

図書館で新聞に親しむ工夫報告/第61回実践研究会一般記事バックナンバー

実践報告をする桑野由里絵学校司書

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第61回研究会が11日、大分市の大分合同新聞社であった。図書館で新聞に目を向けてもらう工夫についての実践報告と、新聞に親しむ2種類のワークショップがあった。

 約20人が参加した。実践報告では豊陽中学校(中津市)の桑野由里絵学校司書が、新聞から中学生関連の記事を見つけた生徒におみくじを引いてもらい、当選者にブックカバーを贈る取り組みを紹介。「家族で新聞について話すようになったという生徒もいた。新聞を身近に感じてもらうため今後も続けたい」と話した。

 ワークショップは「切り抜き新聞」と「クロヌリハイク」。切り抜き新聞では、好きな記事を切り貼りしてオリジナルの壁新聞をグループで作った。クロヌリハイクでは紙面から季語を探し、記事中の単語や文字を抜き出して俳句を作り、俳句にした以外の文字を塗りつぶす「黒塗り俳句」を個々で作った。

 次回は12月9日午後2時から。教育関係者は自由に参加できる。

このページの先頭に戻る