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紙面作り挑戦/中学生対象に講習会一般記事バックナンバー

レイアウト案を基に見出しを考える中学生=7日、大分合同新聞社

 中学生が文化活動を発信するための新聞作り講習会が7日、大分市の大分合同新聞社であった。同市内7校の生徒18人が紙面の見出しを考え、レイアウトに取り組んだ。

 参加生徒は7月に取材の仕方や文章の書き方を学び、8~9月に演劇発表会や合唱練習会など五つの行事をグループごとに取材。原稿や写真をそろえてこの日の講習会に臨んだ。

 同本社整理部の阿南英二記者らが紙面作りを指導した。碩田学園8年の高田万菜さん(13)は「たくさんの写真からどれを選ぶか悩んだ。完成したら、文章の内容もしっかり読んでもらえるとうれしい」と話した。

 講習会は県中学校文化連盟新聞専門部(部長・佐藤勝哉大分市城南中教諭)の主催。生徒が文化活動を伝える新聞は昨年の全国中学校総合文化祭大分大会を機に作り始め、県中学校総合文化祭(11月)の開催地・国東市でも進めている。完成した新聞は早ければ12月に県内の全中学校に配る。

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