NIEに関する一般記事

名古屋大会での学びの成果報告/実践研究会一般記事バックナンバー

NIE全国大会名古屋大会の内容を報告する麻生紗緒里教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第59回研究会が9日、大分市の大分合同新聞社であった。第22回NIE全国大会名古屋大会(8月3、4日・名古屋市)に参加した県内の教員4人が内容を報告。約20人が熱心に耳を傾けた。

 大分市舞鶴小学校の平山立哉教諭は、記念講演や座談会について「多様な考えを認める寛容性を、NIEで育てることが必要という意を強くした」と感想。別府溝部学園高校の田中祐輔教諭は、分科会で見た高校の進路学習などでの新聞活用ノウハウを紹介した。

 大分市寒田小学校の麻生紗緒里教諭は、分科会発表で見た小学校でのNIEの様子を「2017学びの旅新聞」にまとめて説明。日田市三芳小学校の塩川美紀教諭は、NIEのカリキュラム化をテーマにした特別分科会について報告し、NIEの効果の“見える化”の必要性を強調した。

 新聞社が作っているNIEワークシートを実際に使ってみるワークショップもあった。

 次回は10月14日午後2時から。60回を記念し、NIEを経験した6校の児童、生徒が効果を語り合う「NIE子ども会議」を開く。

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