NIEに関する一般記事

特色ある活動発表/由布で3県合同研修会一般記事バックナンバー

グループトークをする参加者

 教育活動に新聞を活用する意義やヒントなどを学ぶ大分、熊本、宮崎3県のNIE合同研修会が19日、由布市湯布院町の日本文理大学湯布院研修所であった。

 大分県NIE実践研究会の第58回研究会を兼ね、初めて合同で実施。NIEネットワーク熊本、NIEみやざきの両研究組織と共催し、計約20人が参加した。

 日本文理大(大分市)の高見大介・人間力育成センター長が講演。「新聞は地域社会からの手紙。フィールドワークや社会参画に発展させなければ真の価値は得られない」と語り、記事を読むことで学生の心を動かし、体験活動の材料にしていることを説明した。

 3県の代表者が実践発表。熊本市三和中の田中慎一朗教諭がNIEで育てたい三つの力(批判力、読解力、創造力)、宮崎市広瀬中の下田睦夫教諭が保護者を巻き込んだ新聞活用、大分市鶴崎小の佐藤由美子校長が教員交流など県NIE実践研究会の特色について、それぞれ話した。

 ワークショップは熊本日日新聞社の越地真一郎NIE専門委員が司会を務め、参加者が記事の仕組みを学んだり、新聞を切り口にグループトークをした。

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