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佐伯で教員対象のワークショップ一般記事バックナンバー

新聞紙を使い、けん玉のようにして遊ぶおもちゃを作って楽しむ参加者=26日、佐伯市の県佐伯総合庁舎

 新聞紙の特徴を生かし、遊びの要素を取り入れながら子どもが図工や造形に親しむ方法を県内の教員が学ぶ講座「素材っておもしろい 新聞紙サーカス」が26日、佐伯市の県佐伯総合庁舎であった。

 県立美術館が24日から8月17日まで計4回開く「先生のためのワークショップ」の一環。佐伯市や大分市など、幼稚園から中学校の教員16人が参加した。

 同館学芸企画課の木村典之企画監が講師を務め▽ちぎって加工しやすい▽丸めて棒状にすると強度が増す―など、新聞紙の特徴を説明。棒状にした新聞紙に輪を結び付け、けん玉と同じように遊べるおもちゃを作ったりした。

 参加者全員で170枚の新聞紙を貼り合わせて巨大な紙を作り、下に潜り込んで見える光景を楽しんだりもした。

 終了後、参加者同士で意見交換。「新聞紙は個人でも集団でも使える」「新聞紙ならではの素材感を楽しめた」などの意見が出た。

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