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学校新聞作りの方法や魅力語る/国東中教諭が実践報告一般記事バックナンバー

実践報告をする林俊昭教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第56回研究会が10日、大分市の大分合同新聞社であった。国東中学校(国東市)の林俊昭教諭が「生徒が主役の学校新聞づくり」と題し実践報告。生徒会の新聞委員会による学校新聞作りの意義や、具体的な方法について話した。

 約30人が参加した。国東中の「国(こく)中(ちゅう)タイムス」は学期中に毎週発行し、全国や県レベルのコンクールでたびたび最高賞を受けている。林教諭は「新聞作りは仲間づくり。情報の共有化で学校としての一体感を持てることが学校新聞の魅力」と強調。執筆の際に結論から先に書く「逆三角形」や、小学校高学年が読んでも分かる文章を意識させることを説明し「レイアウトも含め、本物の新聞に近づけるよう努めている」と述べた。

 家族や友人と記事を読み、感想をまとめ応募する第8回「いっしょに読もう!新聞コンクール」(日本新聞協会主催・9月8日まで募集)の体験講座も実施。参加者が2人一組で記事を選び、感想を出し合った。

 次回は7月8日午後2時から。教育関係者は自由に参加できる。

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