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記事の読み方学ぶ/三重総合高で講座一般記事バックナンバー

大分合同新聞の朝刊を手に、読み方について話を聞く三重総合高校の生徒たち

 豊後大野市三重町の三重総合高校(中野弘幸校長、445人)で12日、新聞の読み方講座が開かれた。同校は4月から毎日、全12クラスに大分合同新聞と全国紙の朝刊を各1部ずつ配置。生徒に自由に読ませることで情報収集と文章表現の能力向上を図っている。

 この日、全校生徒を前に、大分合同新聞社の井上明NIE推進部長が講演。新聞を手にしたらまず見出しをざっと眺め、気になった記事を読むことを勧めた。「記事は記者が数時間取材した話を短くまとめたもの。社会とのつながりを意識するツールとして有効に使って」と呼び掛けた。

 今後、同校では「新聞切り抜きノート」を全生徒に配布。国語の授業などで、記事への感想や意見を発表する場を設ける。普通科2年の小野莉羅さん(17)は「知らない地元のニュースがたくさんあった。かわいいイラストも多くて、子どもが親しみやすいと思った」と話した。

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