NIEに関する一般記事

国語の授業で活用「生徒の意欲高く」/第54回実践研究会一般記事バックナンバー

成果を報告する釘宮里枝教諭=8日、大分合同新聞社

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第54回研究会が8日、大分市の大分合同新聞社であった。杵築市山香中学校の釘宮里枝教諭が国語での新聞活用成果について実践報告した。

 約30人が参加した。同校は2016年度、2年生が短歌を作って各人ベストの一首を大分合同新聞「読者文芸」に投稿。時事問題をテーマにしたディベートで討論を交わす材料として新聞を活用した。

 釘宮教諭は「新聞に投稿することで、作品を伝えたい対象が社会全体に広がり、生徒の高い意欲につながった」と生徒の成長の様子を説明した。

 大分市鶴崎小学校の佐藤由美子校長が「NIEをどう進めるか」と題し、新聞活用の意義や具体的な方法を、初めてNIEに触れる人にも分かるよう説明。ワークショップでは「春」をテーマに、参加者がグループごとに切り抜き新聞を作った。

 次回は5月13日午後2時から。教育関係者は自由に参加できる。

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