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新聞大好き中学生・鍜治屋さんが報告/第52回実践研究会一般記事バックナンバー

日頃の新聞活用について報告する鍜治屋宗馬さん(右)と母親の智晴さん=11日、大分合同新聞社

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第52回研究会が11日、大分市の大分合同新聞社であった。西日本新聞社大分総局の橋本洋総局長が講演。新聞が大好きな佐伯市鶴谷中学校1年の鍜治屋宗馬さんが、日頃の新聞活用について報告した。

 20人が参加。橋本総局長は「広瀬淡窓をめぐる公開座談会とその紙面展開について」と題して話した。前任地の日田市で広瀬淡窓を題材に公開座談会を開き、その様子を連載記事にまとめたことを紹介。「過去にあったことを紙面に残すという記録性も新聞の大事な役割」と述べた。

 鍜治屋さんは自分が考える新聞の魅力や、記事スクラップの取り組みなどを披露。「新聞を読み始めてから、一つの出来事がいろんな国や人に影響を及ぼしていることが分かるようになった」と語った。参加者が自分自身の紹介記事を書くワークショップもあった。

 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は3月11日。

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