NIEに関する一般記事

授業に導入の教諭 学習の成果を報告/第51回実践研究会一般記事バックナンバー

選んだ記事を紹介し合う教員ら

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「大分県NIE実践研究会」の第51回研究会が14日、大分市の大分合同新聞社であった。別府溝部学園高校(別府市)の田中祐輔教諭が実践報告。切り抜き新聞のワークショップもあった。

 23人が参加した。田中教諭は昨年夏、県教育センターのNIE研修に参加したことがきっかけで新聞活用をスタート。高校3年生の国語の授業で、スクラップや壁新聞を作りながら、ASEAN各国の教育や医療・福祉、経済などの調べ学習をしたことを報告した。

 成果については「新聞やインターネットなどさまざまなソースから情報を選択し吟味する力が、生徒に身に付いた」と評価。「NIEを取り入れたことで教師としても多くの出会いや学びが得られた」と述べた。

 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は2月11日。

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