大会の記録、新聞に/中学総合文化祭 10校有志が取材

昨年8月に大分市で開かれた第16回全国中学校総合文化祭大分大会(全国中学校文化連盟など主催)の様子を記録した新聞が完成した。同市内の中学生有志でつくる県中文連広報新聞部が当日の取材からレイアウトまでを手掛け、写真をふんだんに使った紙面に仕上げた。
県中文連広報紙の特集号として発行。3ページにわたり、舞台発表や作品展示、芸術講座の様子を細かく報じている。
同部は市内10校の中学生23人で構成。休日に集まり、新聞社の社員から新聞の作り方を学ぶなどして準備をした。大会当日は号外を発行。ペンとカメラを手に、会場を駆け回って取材した。
編集長を務めた稙田西中3年木口京香さん(15)は「中学生でもこれだけの新聞が作れるんだと驚いてもらえるような新聞を目指した。反省点もあるが、写真をたくさん使い見出しも工夫して、読む人を引きつけるような新聞になった」と話している。
新聞は県内全ての中学校に配り、校内に掲示してもらう。