2016.12.17

　別府溝部学園高校普通科進学コースの３年生１８人が、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）について調べたことをまとめた新聞作りに挑戦。１６日、校内発表会があり、各国の（１）医療（２）社会（３）教育（４）文化、デザイン―の四つのテーマごとに集めた情報を披露した。

　物事を捉える視点を増やし論文執筆に生かそうと、国語の授業で取り組んだ。９月から関連の新聞記事を集めたスクラップ帳作りを開始。図書館で調べ学習をし、立命館アジア太平洋大学の学生と交流するなどして情報を集め、壁新聞にまとめた。

　発表会では、各テーマの担当班別に登壇し成果を披露。教育をテーマに調べた班は、学校給食制度がない国では学校に通えなくなる子どもが多い現状などを報告した。

　山口萌さん（１７）は「壁新聞を作ってみて、短い文章で分かりやすくまとめる難しさを感じた。将来保育園や幼稚園で子どもに関わる仕事に就こうと思っており、将来につながる学習ができた」と話した。