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全国大会での議論、教員らが振り返る/第49回実践研究会 一般記事バックナンバー

特別分科会登壇者ら約30人が参加

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第49回研究会が12日、大分市の大分合同新聞社であった。第21回NIE全国大会大分大会(8月4、5日・大分市)の特別分科会「学校図書館とNIE」の登壇者らが全国大会での議論を振り返った。

 約30人が参加。中津市教委の田辺玲子指導主事が司会を務め、同市山口小の松本俊也教諭、同市東中津中の高橋頼子学校司書、同市三保小学校の北崎佳百(よしほ)学校司書、爽風館高校の志賀祐子主幹司書がそれぞれ発表。教師と学校司書が連携し、新聞記事の教材化や新聞を活用する環境整備に取り組むことの重要性を強調した。

 中津東高校の岡崎博吉教諭が、商業科での新聞活用について実践報告。新聞に掲載されることで学校の情報を発信する取り組みを紹介した。新聞広告を見比べるワークショップもあった。次回は12月10日午後2時から。教育関係者は自由に参加できる。

 研究会終了後、NIEアドバイザーら8人で構成する研究会事務局会の初会合を開催。全国大会の成果や今後の実践研究会の運営について意見交換した。

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