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全国大会の内容 登壇者らが発表/第48回実践研究会一般記事バックナンバー

特別分科会の発表を再現する、富士見が丘幼稚園の佐藤祐子教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第48回研究会が8日、大分市の大分合同新聞社であった。今回は第21回NIE全国大会大分大会(8月4、5日・大分市)の特別分科会の内容を参加者以外にも知ってもらおうと、当日の登壇者らが発表を再現した。

 約30人が参加した。四つあった特別分科会のうち、臼杵市教委の安東憲雄指導主事の司会で「NIEのカリキュラム化」を再現。富士見が丘幼稚園(大分市)の佐藤祐子教諭、寒田小学校(同)の平山立哉教諭、第一中学校(津久見市)の永松芳恵主幹教諭の3人が、学年や教科の枠を超えて定期的、継続的に新聞を活用することで、学習効果を高めていることを説明した。参加者からは「5歳の幼稚園児が、大人が読む新聞の内容を読み聞かせで理解できているのに驚いた」などの感想が出た。

 別府中央小学校(別府市)の石川直美教諭が、道徳教育に力を入れる中で新聞を活用し、社会の出来事を知る学習などを実践報告。記事を使ったワークシートを作ってみるワークショップもあった。

 次回は11月12日午後2時から。特別分科会「学校図書館とNIE」を振り返る。教育関係者は自由に参加できる。

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