NIEに関する一般記事

NIEの経験を発展に/推進協が懇談会一般記事バックナンバー

学校でのNIEの取り組みを報告する教員

 教育活動への新聞活用促進のための教育、新聞関係者の懇談会が19日、大分市の大分合同新聞社であった。第21回NIE全国大会大分大会(4、5日・大分市)をどうNIEの発展につなげるかなどについて、出席者が意見を交わした。
 県NIE推進協議会(会長・堀泰樹大分大学教育学部教授)が毎年開いている。協議会の役員や、NIEに取り組んでいる学校の教員ら22人が出席した。
 堀会長が「大分大会が終わりほっとしているところだが、教育実践は今後も続ける必要がある。大分の地にNIEを根付かせたい」とあいさつ。9校の教員が校内でのNIEの取り組みや大分大会での発表内容を報告し、子どもにどんな力を身に付けさせたいか、狙いを持って授業で新聞を使っていく大切さなどを説明した。
 大分大会で公開授業や発表をした学校からは「県内外から『学校を見に行きたい』といった問い合わせが多く、校内教職員の意識も高まった」「PTAの広報部員が、授業だけでなく大会全体を取材してくれた」など反響の報告もあった。
 出席者からは「大分のNIEは次のステップに進んだ。効果検証もしっかりしていく必要がある」などの意見が出た。

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