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速報新聞を作る高校生たち=4日午後、大分市のホルトホール大分

高校生が取材、速報新聞発行

 県内の高校生記者が4日、第21回NIE全国大会大分大会を取材した。講師へのインタビュー、開会式の様子を記事にして編集し、速報新聞「豊の国ほっとNEWS」を2回、発行した。
 大分豊府高校、大分上野丘高校、別府鶴見丘高校の新聞部、写真部の21人が役割分担して製作した。
 第1号は、記念講演をした小野正嗣さんにインタビューした記事を掲載。講演前の小野さんに話を聞いてまとめた。開会式の様子も伝えた。
 記念講演終了後に千部を印刷して来場者に配布。手にした人からは「もう開会式の様子が入ってるの」「小野さんの写真がいいね」などの声が聞かれた。
 インタビュー記事をまとめた大分豊府高校の橋本涼太郎さん(16)=2年=は「小野さんの話はどれも面白く、まとめていて楽しかった。完成した新聞を見ると達成感がある」と話した。第2号はパネルディスカッションの内容や、基調提案を入れて発行した。速報新聞は5日も2回発行する。


笑顔で応対、大分PR/生徒、学生らがボランティア

 県内の高校生や大学生、専門学校生が大会を支えるボランティアとして参加した。ホルトホール大分の来場者受付では、明日香国際・ホテル&ウエディング専門学校や日本文理大の学生らが対応した。次々と訪れる参加者に、名札や資料を手際良く渡した。ホール内の誘導担当の学生は座席に案内し、会場設営なども担当した。
 同専門学校1年の姫野杏奈さん(19)=大分市城原=は「笑顔で応対するように心掛けた。県外の人が多いので、大分に良い印象を持ってもらいたい」と話していた。


「うまくできた」/3高の放送部、開会式で大役

 大会の進行を務めたのは、大分高校、大分舞鶴高校、大分雄城台高校の放送部の6人。開会式で司会をした他、事務局からのお知らせなどを落ち着いてアナウンスした。
 合間には、大分七夕まつりや別府温泉の紹介をするなど大分のPRもした。大分高校2年の小林優里さん(16)は「大人ばかりの前で話すのは初めてだった。少しミスもあったがうまくできた」と笑顔で話していた。

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