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寒田小学校の児童と教職員が作ったウエルカムボード。新聞を切り貼りして作ったキャンバスで天の川を表現している=3日、大分市のホルトホール大分

講演や先進事例紹介…

 教育に新聞を活用する取り組みの深化、普及を目指す、第21回NIE全国大会大分大会(日本新聞協会主催・県教委、大分市教委共催・県NIE推進協議会、大分合同新聞社主管)が4日、大分市のホルトホール大分を主会場に始まる。記念講演やパネルディスカッション、公開授業や実践発表などを通じたNIEの先進事例紹介など、5日まで多彩な催しがある。
 3日は3会場で設営作業。寒田小学校(大分市)の1~4年生と教職員が作ったウエルカムボードをホルトホール大分に設置するなど、県内外約1400人の参加者を迎える準備を整えた。ボードは新聞を切り貼りして天の川を表現したキャンバスを作り、「ようこそ大分へ」のメッセージを付けた。
 4日は午後1時半から、ホルトホール大分で全体会。開会式の後、芥川賞作家で立教大学文学部教授の小野正嗣さん(佐伯市蒲江出身)が「言葉に触れる、言葉で触れる」と題し記念講演する。大分大会実行委員長の堀泰樹・大分大学教育学部教授が基調提案。パネルディスカッション「楽しくなければNIEじゃない!~私たちはなぜ新聞活用に取り組むのか その意義と実践のこつ~」では大会運営委員長の佐藤由美子・寒田小学校長(NIEアドバイザー)がコーディネーターを務める。
 5日は午前9時半から、ホルトホール大分、明日香美容文化専門学校、大分銀行宗麟館の3会場で分科会。県内九つの小学校、中学校、高校が公開授業、県内外4校の教員が実践発表をそれぞれ行う。「主権者教育とNIE」など、4テーマで特別分科会を開く。
 (宗岡博之)

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