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新聞記事を基に夢や進路考える/第46回実践研究会一般記事バックナンバー

「夢新聞」について実践報告する後藤真理教諭

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第46回研究会が9日、大分市の大分合同新聞社であり、中学生が新聞記事を基に夢や進路を考えて作る「夢新聞」の実践報告などがあった。
 約30人が参加。実践報告は北中学校(臼杵市)の後藤真理教諭が行った。「夢新聞」は自分の夢に関連する記事や興味のある分野の記事を切り抜き、調べたことと合わせて大きな紙にまとめた新聞。昨年度1年生が取り組んだ結果、将来を考える活動が新聞を使うことで生徒の記憶に強く残った一方、考えを重ねて生徒が自分の意見を深めていく必要性を課題として挙げた。
 県立先哲史料館の河原晃永主任研究員が「大分の先哲とジャーナリズム」と題して講演し、大蔵永常、福沢諭吉、矢野竜渓、久留島武彦の4人の記者活動、出版活動を紹介。新聞記事から印象に残るコメントを探し、意見を出し合うワークショップもあった。
 次回は9月10日午後2時から。教育関係者は自由に参加できる。

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