NIEに関する一般記事

毎週金曜朝に「NIEタイム」/大分市寒田小一般記事バックナンバー

4種類の全面広告を紹介する後藤博子教諭

 大分市の寒田小学校(佐藤由美子校長、610人)は本年度から、毎週金曜日朝の20分間を「NIEタイム」に設定。教育への新聞活用を、定期的な取り組みとして日課表の中に位置付けている。
 教科ごとに折に触れて新聞を使うだけでなく、NIEタイムを並行して続けることで、授業自体の効果を高めるのが狙い。「継続することで読む、書く、自分の考えをまとめる力をさらに付けたい」と佐藤校長。
 各週に何をするかは、学年ごとに教員が発案。低学年は新聞を折って遊んだり、好きな写真を選んで理由を書いたりし、高学年はコラムを書き写したり記事の感想をワークシートに書いたりする。
 6年2組では27日、担任の後藤博子教諭が、別府への誘客を呼び掛ける4種類の全面広告を黒板に掲示。児童は感想や、広告からどんなメッセージを読み取ったかなどをワークシートに書き入れた。中野ひなたさん(11)は「別府の人たちが頑張っていることが広告から伝わってきた。今は学校で忙しいけど、別府で温泉に入りたい」と話した。

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