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新聞で地域の情報収集/日本文理大一般記事バックナンバー

地域の情報を効率よく得る新聞の読み方を学ぶ1年生=日本文理大学

 日本文理大学(大分市)は、地域で活躍する人材を育てる通年講義「おおいた、つくりびとプログラム」の前期(4~7月)で、新聞を手掛かりに地域の情報を収集。大分の魅力や課題の発見に役立てている。今後、興味を持った記事を持ち寄ってグループ討議も実施。地域について自分なりの持論をつくった上で、後期は実際の地域活動に参画する。
 同大学の「地域創生人材育成特別入試」で入学した1年生約100人が学部の枠を超えて受講。開講は月1回。4月から地域の情報収集に取り組んでいる。
 2回目の26日は地域のニュースを新聞からどう効率よく探すか、大分合同新聞社から外部講師も招いて学習。講義を受け持つ同大学人間力育成センターの高見大介副センター長は「デジタルネーティブ世代だからこそ、知らなかった情報ツールとして新聞を手に取るべき」と呼び掛けた。経営経済学部の八坂龍汰郎さんは「地域の発展に尽くす仕事に就くことが目標。新聞をうまく読み、実践に生かしたい」と話した。

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