NIEに関する一般記事

切り抜きの腕比べへ「校内大会」/大分市鶴崎小一般記事バックナンバー

気に入った記事をスクラップする5年生=大分市の鶴崎小学校

 大分市の鶴崎小学校(野村尚生校長、325人)は、毎週金曜日の朝の20分間に「NIEタイム」を実施。教育に新聞を活用する取り組みを全校で進める体制を整えている。
 1・2年生は新聞に親しむことを狙い、新聞を服のように体に巻き付けてみたり、切った新聞紙をのりで貼ってつなげたり。3・4年生はワークシートを使い、新聞記事から読み取れる内容を書き抜いている。5・6年生はその日の新聞の中から気に入った記事をスクラップし、感想を付けて担任に提出している。
 NIEの実践指定を受けて3年目の本年度、学年の枠を超えた全校の取り組みとして、児童が気に入った記事の切り抜きを集めて1枚のオリジナル新聞を作る「切り抜き新聞」の校内チャンピオン大会を初開催。7月に表彰する予定で、児童が材料探しを進めている。
 NIEを担当する同校の本松健一教諭(42)は「全校で継続して取り組むことで、新聞を使う活動に抵抗感がなくなり、楽しくやれる雰囲気ができてきた」と手応えを感じている。

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