NIEに関する一般記事

教師お薦めの記事を紹介/津久見市第一中一般記事バックナンバー

図書室に新聞コーナーを設けた上村ひとみ図書支援員(右)=津久見市第一中学校

 津久見市第一中学校(狩生浩司校長、267人)は本年度から、図書室に新聞コーナーを設けたり廊下に教師お薦めの記事を掲示するなどして、生徒が新聞に触れる機会を増やしている。
 コーナーは上村ひとみ図書支援員が設置した。生徒の目に留まるよう場所は入り口付近。一般紙と子ども向け新聞を置いている。熊本・大分地震発生後、コーナー横に地震や防災に関する本を集めて置いた。上村支援員は「生徒は本を手に取りページをめくっている。新聞から本へとつなげたい」と話す。
 昼休みに図書室を訪れていた3年の女子生徒は「新聞を読むのは家で週1回くらい。最近気になったのは津久見市出身の水泳渡辺一平選手の話題。今は子ども新聞を読んでいるが、大人になるにつれて一般紙を読めるようになりたい」と話した。
 同校には4月、NIEアドバイザーの永松芳恵主幹教諭が赴任。今後、授業での記事活用を増やし、学校だよりや学年通信で新聞記事を取り上げるなどしてNIEを広める。
 永松主幹教諭は「NIEは大変というイメージを持つ先生もいると思うが、写真を見て楽しむなど、新聞に親しむ段階から取り組めるということを広げたい」と話している。

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