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「単純だが難しい」記者の仕事を説明/第44回実践研究会 一般記事バックナンバー

講演する福島恭二支局長

 新聞を教材に使う教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第44回研究会が14日、大分市の大分合同新聞社であった。
 約40人が参加。読売新聞社の福島恭二大分支局長が「新聞記者の現場」と題して講演した。「ニュースは単純ではない。重層的、多面的でないと全体像が分からない」と説明。「世の中がIT・デジタル化しても、人に会って話を聞いて記事を書く基本は変わらない。誰に聞きどう信頼関係を築くか。単純だが難しいこと」と話した。
 中津市豊陽中学校の甲斐奈々教諭が、新聞記事を使ってネットの功罪や18歳選挙権を考えさせる授業や、学校司書の重要性について実践報告。新聞から情報を探す、教員向けのワークショップもあった。
 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は6月11日午後2時から。

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