2016.05.10

　大分市東大道の明日香国際・ホテル＆ウエディング専門学校（橋本奈保子学校長）で９日、新聞を活用した授業があった。グループワークなどを通じ、おもてなしのスペシャリストになるために必要な、コミュニケーション力の付け方を学んだ。
　社会を知り、社会人になる上での意欲を高める目的。本年度校名変更し新設された、ホテル、ブライダル両学科の１年生１０人が「キャリアデザイン」の授業の一環で受講した。
　グループワークでは新聞から興味を持った見出しや記事、写真を切り抜き、グループ独自の新聞を作って発表。講師を務めた大分合同新聞社の首藤誠一販売企画部次長が「コミュニケーション力とは表現力と聞く力。聞く力を付けるには読解力が不可欠」と呼び掛けた。
　矢田楓さん（１８）は「ブライダルプランナーにはいろいろな知識が必要。今を知る材料に新聞を使いたい」と話した。