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本番へ17校園「わくわく」/プログラム決定一般記事バックナンバー

総会であいさつする堀泰樹実行委員長(右から2人目)ら=28日、大分市の大分合同新聞社

 第21回NIE全国大会大分大会(8月4、5日・大分市)の実行委員会第2回総会が28日、大分市の大分合同新聞社であり、大会プログラムを正式決定した。幼稚園から高校まで17校園が公開授業や実践発表。教育に新聞を活用する取り組みの深化、普及を目指す。大会まで100日を切り、開催準備は最終段階に入った。
 総会には委員約30人が出席。あいさつで堀泰樹実行委員長(県NIE推進協議会長、大分大学教授)、日本新聞協会の尾高泉企画開発部長兼新聞教育文化部長、大分市教委教育部の秦希明教育監が「実社会の道しるべとして新聞を活用し、子どもが人生を切り開く力にしよう」と呼び掛けた。
 大会は日本新聞協会が主催、県教委と大分市教委が共催、県NIE推進協議会と大分合同新聞社が主管。ホルトホール大分を主会場に開く。大会スローガンは「新聞でわくわく 社会と向き合うNIE」。
 4日は開会式の後、芥川賞作家で立教大学文学部教授の小野正嗣さん(佐伯市蒲江出身)が「言葉に触れる、言葉で触れる」と題し記念講演。基調提案とパネルディスカッション「楽しくなければNIEじゃない!~私たちはなぜ新聞活用に取り組むのか その意義と実践のこつ~」がある。
 5日は「未来の自分の生き方を考えよう」などをテーマに、3会場で授業や発表。主権者教育や行政との連携、学校図書館、カリキュラム化を扱う四つの特別分科会も開く。
 参加申し込みは5月30日から、日本新聞協会と大分合同新聞社のホームページで受け付ける。発表校園は次の通り。
 ▽幼稚園 富士見が丘(大分市)▽小学校 寒田、舞鶴、鶴崎、大分大学教育学部付属(以上大分市)山口(中津市)▽中学校 滝尾、判田、大分大学教育学部付属(以上大分市)第一(津久見市)高田(豊後高田市)東中津(中津市)▽高校 大分舞鶴、大分(以上大分市)別府青山・別府翔青(別府市)日本文理大学付属(佐伯市)尚(しょう)絅(けい)(熊本市)

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