活用方法、ゼミで学ぶ/別府大学


別府市の別府大学で4月21日、新聞活用講座があった。学部の枠を超えてコミュニケーション能力を身に付ける少人数のゼミの一環。前期全体を通じ、社会への関心を高めたり、課題の深掘りをする際などに新聞を活用。読者投稿欄への投稿など、情報の発信にも取り組む。
ゼミは文学部の佐藤敬子教授が担当。国際経営学部の3年生5人が参加した。大分合同新聞社の首藤誠一販売企画部次長が新聞各面の構成や記事の作り方などを説明。情報を整理し、簡潔に報告することが社会でも求められていることや、コミュニケーション能力を養う上で表現力、聞く力につながる読解力が大切になることを強調した。
山田真由希さんは「就職活動ももうすぐ。どの情報が大切かなどを新聞を通じて学び、役に立てたい」と感想を話した。