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教員らが新聞紙使った遊び体験/第33回実践研究会一般記事バックナンバー

新聞を使った遊びを紹介する松田順子教授(中央)

 新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第33回研究会が13日、大分市の大分合同新聞社であった。大分県内の小中高の教員ら35人が参加し、新聞紙を使って遊ぶワークショップをした。
 東九州短期大学の松田順子教授(県教育委員)が「新聞とふれ愛、そだち相(あ)い、みつめ合う」と題して講演。松田教授は、乳幼児期から家庭で子どもが新聞に親しむ環境をつくることの重要性を強調。「新聞を読む姿を見せ、新聞を使って子どものコミュニケーション力や会話する力を掘り起こして」と述べた。
 ワークショップでは、教室や家庭で実践できる新聞紙を使った遊びを紹介。参加者は新聞紙を破ったり投げたりしながら、相手とコミュニケーションを取ったり新聞に親しむ活動を体験した。
 日本文理大学付属高校(佐伯市)の安東慎一郎教諭による実践報告もあった。
 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は7月11日の予定。

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