2015.05.10

　日本新聞協会の主催で来年８月に大分市で開催される「ＮＩＥ全国大会」に向け、大会の運営委員会が９日、発足した。１回目の会議が大分市の大分合同新聞本社であり、関係者ら１５人が出席した。
　委員は県教委や大分市教委の指導主事、ＮＩＥアドバイザーの教諭ら１０人で構成。会議では大会主管となる大分合同新聞社の神足博美常務取締役が「県内では幼稚園から大学までＮＩＥの取り組みが広がっている。大会が成功するよう皆さんの協力をお願いします」とあいさつ。運営委員長に大分市寒田小の佐藤由美子校長を選んだ。
　今後、毎月１回、会議を開いて大会の内容について協議し、準備を進める。
　全国大会は来年８月４、５の両日、ホルトホール大分をメーン会場に開催される。県内外から教育関係者ら約１２００人が集まる見込みで、佐伯市蒲江出身の芥川賞作家、小野正嗣さん＝豊の国かぼす特命大使＝の記念講演、県内の小中高校による公開授業、実践報告などを予定している。
　佐藤運営委員長は「テーマの統一性や大分らしさが感じられる大会になればと思う」と話した。