NIEに関する一般記事

再生エネの効果、阿部教授が講演 実践研究会一般記事バックナンバー

講演を聞く出席者

 新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」は10日、第28回研究会を大分市の大分合同新聞社で開いた。県内の小中高の教諭ら18人が参加した。
 本紙が昨年連載した年間企画「明日への力」の海外取材に同行した別府大学国際経営学部の阿部博光教授(56)が「地域社会と再生エネルギー開発」をテーマに講演。視察先のドイツとオーストリアの先進事例を紹介しながら、自然エネルギー開発がもたらす波及効果について話した。
 阿部教授は「関連産業の発展や雇用の創出、資金循環の拡大など多面的な効果がある」と説明。「さらに子どもたちの環境への関心を高めることにもつながる」と教育的な効果も指摘した。
 新聞を活用した教材づくりのワークショップや実践報告もあった。次回は2月14日に開催予定。

このページの先頭に戻る