NIEに関する一般記事

共同通信支局長が「速報の裏側」講演/実践研究会一般記事バックナンバー

新聞を算数学習に取り入れる方法を検討

 新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」は13日、大分市の大分合同新聞社で第27回研究会を開いた。県内の小中高校の教員ら15人が参加した。
 共同通信社の石井仁・大分支局長が「ニュース速報の裏側」と題して講演。「一番の生命線」という速報の仕組みや通信社の仕事について説明した。記者としての体験を踏まえて人間関係の構築が取材には欠かせないことなどに触れ、「常に正確で素早い報道をするよう心掛けている」と述べた。
 別府青山高校の岩佐まゆみ教諭が「公共の場に広がるアートについて考えてみよう」と、国東半島アートプロジェクトに関する記事を題材にした授業について実践報告。ワークショップでは、天気予報やさまざまなグラフ、統計など新聞を算数の学習に取り入れる方法を考えた。
 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は来年1月10日の予定。

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