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家庭ごみ有料化で意見発表/県セミナー大分会場一般記事バックナンバー

大分市の家庭ごみ有料化について意見を発表する6年生=20日、大分市の舞鶴小学校

 学校教育での新聞活用事例を学ぶ「2014県NIEセミナー大分会場」が20日、大分市の舞鶴小学校(高野彰校長)であった。県教委や大分市教委、新聞社などでつくる県NIE推進協議会(渡辺孝弘会長)の主催。県内各地の教員、学校司書ら約70人が参加。同校の2クラスで「総合的な学習」の研究授業があった。
 6年1組(若杉健志教諭)は大分市の家庭ごみ有料化についての一連の記事を読み、有料化の目的や課題について児童が意見を発表。自分も市民の一人という意識を持ち、何ができるかを考えた。児童からは「ごみの分別は面倒だが、きちんと取り組んでごみを減らしたい」といった意見が出た。
 5年1組(後藤龍太郎教諭)では、大分国際車いすマラソン大会でボランティアに取り組む人の気持ちについて考察。新聞記事を読んだり、外国人選手の通訳に取り組むボランティアの話を聞いた。児童は活動が相手のためだけではなく、自分にとってもよい経験になることに気付いた。
 全体会ではNIEに取り組む教員による授業の実践報告などがあった。

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