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見出しつけ、考える / 臼杵で県セミナー一般記事バックナンバー

ボランティア活動についての記事を読み、見出しを考える1年生=21日、臼杵市の北中学校

 学校教育での新聞活用事例を学ぶ「2014県NIEセミナー臼杵会場」が21日、臼杵市の北中学校(安東雅幸校長)であった。
 県NIE推進協議会(渡辺孝弘会長)が主催。県内各地の教員や学校司書ら約110人が参加した。
 同校の2クラスで研究授業があった。1年1組ではボランティアをテーマにした学級活動授業。首藤剛教諭が各種の活動を取り上げた新聞記事を生徒に読ませて隠された見出しをつけてもらい、携わる人たちの気持ち、思いを考えさせた。3年2組では足立盛一教諭が英語の授業。英字新聞の記事の内容説明と感想をグループごとに英文で発表させ、英文に含まれる文法の効果と役割を学ばせた。
 全体会では同校の永松芳恵教諭が、13年度以降のNIE実践指定校としての活動を報告。文章を書くことを多くの学習場面で取り入れた結果、表現力が豊かになったことを説明した。
 臼杵市からは他に木村由佳教諭(福良ケ丘小)が、御嶽山噴火のニュースを使い理科、社会への興味、関心を高めた事例を紹介。市外からは大分市判田中の伊藤伸也教頭、同市滝尾中の村上重行教諭、日本文理大付属高の安東慎一郎教諭がNIEの事例について話した。
 同セミナーは大分会場を11月20日、大分市の舞鶴小学校で開く。

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