NIEに関する一般記事

実践校の取り組み発表 県推進協が懇談会一般記事バックナンバー

NIEの実践事例を報告する教員たち

 教育現場で新聞を活用する取り組みを進める県NIE推進協議会(会長・渡辺孝弘県中学校長会長)は11日、大分市の大分合同新聞社で懇談会を開いた。
 本年度の実践指定校(13校)の教員と、県教委、大分市教委、各新聞社・通信社などから役員・運営委員約20人が出席した。
 実践指定校の小中高校の担当教諭が取り組みを報告。児童たちが新聞記事に対する自分の意見とその理由を書いて掲示板で共有したり、国語の授業で文章に見出しをつけることで内容をまとめる力を養うといった実践例を発表。「友人が推薦する記事は子どもたちの関心も高くなる」といった意見も出た。
 経験豊富な学校長や教諭が務めるNIEアドバイザーは「取り組みが進みつつある」と評価。2016年に県内でNIE全国大会が開かれることから「県としての統一感、方向性を考えることが急務だ」との指摘もあった。

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