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自由に切り抜き「ことばの貯金箱」  第23回実践研究会一般記事バックナンバー

新聞から好きな言葉を切り抜くワークショップをする教員ら

 新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第23回研究会が12日、大分市の大分合同新聞社であった。県内の小中高の教員ら約20人が参加し、教材作りのワークショップをした。
 県NIEアドバイザーの茨木里香・森高校教諭が、新聞から好きな言葉を切り抜いて集める「ことばの貯金箱」を紹介した。新聞に興味を持ってもらいやすく、切り抜きを通して思いを表現する取り組み。参加者らは気に入った見出しや広告のキャッチコピーを台紙に張り付け、互いに出来上がりを見せ合って言葉を選んだ理由を話した。
 この他、県NIE推進協議会の白倉純事務局長(大分合同新聞社NIE推進室長)が、5月に那覇市内であった九州ブロックNIEアドバイザー・事務局長会議の内容を報告。杵築市教委の奥野教志指導主事が、NIEの授業を単発で終わらせず教科にどうつなげていくかなどについて実践事例を話した。
 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は8月9日の予定。

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