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「情報発信力つく、はがき新聞作り」 第22回県実践研究会で報告一般記事バックナンバー

伝えたい新聞記事を紹介し合う参加者

 新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第22回研究会が14日、大分市の大分合同新聞社であった。
 県内の小、中、高の教員ら30人が参加。朝日新聞大分総局の村上宣雄総局長が「新聞報道~私が携わった四半世紀」と題して講演。社会部の記者、デスクとして取り組んできた取材や教育問題の記事などを挙げ、「いち早く伝えるだけでなく、現場の声をすくい上げていくことも新聞の役割。伝えなければならないことを模索し、苦しみ悩みながらやっている」と話した。
 大分豊府中の小坂吏香教諭が実践報告をした。3年生が取り組んだ、中学校生活を振り返る「はがき新聞作り」について説明し「情報を発信する力やまとめる力もつく」と述べた。14日付朝刊から「みんなに伝えたい新聞記事」を選び、紹介し合うワークショップもあった。
 研究会は毎月第2土曜日に開催し、教育関係者は自由に参加できる。次回は7月12日の予定。

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