NIEに関する一般記事

写真、図入り紙面 「学力向上に有効」 第19回実践研究会一般記事バックナンバー

講演する佐藤直人会長

 新聞の教材としての活用法を考える「県NIE実践研究会」の第19回研究会が8日、大分市の大分合同新聞社であった。小中高校の教員ら20人が参加。新聞が教材に適している点を学ぶ講演などがあった。
 県NIE推進協議会の佐藤直人会長(大分市松岡小学校長)が「日常の授業に生かせNIE」をテーマに講演。県の教育方針を示した上で「方針の一つにある学力向上に有効な素材」と指摘。「紙面に載っている写真や図表は理解しやすく、ためになる」と話した。
 意欲的に学ぶ授業づくりに取り組んでいる由布市由布川小学校の水島陽子教諭が実践報告。「新聞は今の情報を扱っているため、子どもが授業で学ぶ内容を身近に感じるきっかけになった」と紹介した。東日本大震災の関連記事を活用した教材づくりのワークショップもあった。

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