NIEに関する一般記事

コラムを題材にタイトル考える 第18回実践研究会一般記事バックナンバー

意見を出し合う参加者たち

 学校の授業に新聞を活用するNIEの実践研究会が8日、大分市の大分合同新聞社であり、県内の小中高の教員ら15人が参加した。
 国語の授業などで新聞を積極的に活用している竹田南部中学校(竹田市)の佐藤美登里教諭が同校での活動を説明。新聞記事や、それに対する生徒の意見を、学校の掲示板に張り出す取り組みをしていることを紹介。「子どもの関心が高まり新聞を購読する家庭が増えている」と報告した。
 同社の赤嶺和男編集委員長が「コラムあれこれ」と題して講演。「コラムは料理に似ている。テーマ(メニュー)を決めて資料(材料)を集める。ウイット(スパイス)に富んでいるかで深み(味)が違い、原稿処理(調理)がまずいと台無しになる」と述べた。ワークショップでは、赤嶺編集委員長のコラムを題材に、参加者がタイトルを考え意見を交わした。
 研究会は毎月第2土曜日に開催。教育関係者は自由に参加できる。次回は3月8日に開く。

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