明治期の記事活用 第17回実践研究会


新聞を教材に活用する教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第17回研究会が11日、大分市の大分合同新聞社であった。小・中・高の教員ら20人が参加した。
西日本新聞大分総局の遠藤信二総局長が「記者の育て方」と題して講演。「記者にとって最も大切なニュース感覚を磨くには普段の勉強も大切だが、子どものころに身に付けた感性が大きく影響する」とした上で、「知識は後から付いてくる。子どもたちに良い本、良いニュースをどんどん紹介して」と呼び掛けた。
日田市三芳小の塩川美紀教諭による日本NIE学会の参加報告に続き、1901(明治34)年に当時の新聞紙面に掲載された未来予測記事「二十世紀の予言」を活用した授業のワークショップもあった。