NIEに関する一般記事

社説取り入れた授業などを報告 第16回実践研究会一般記事バックナンバー

新聞を切り抜いて教材を作る参加者たち

 新聞を教材に活用する教員らの自主組織「県NIE実践研究会」の第16回研究会が14日、大分市の大分合同新聞社であった。小、中、高校の教員ら20人が参加。県教委中津教育事務所の小池一彦所長が「元気が出る学校づくりを支える新聞を活用した教育活動の展開」と題して講演した。
 子どもたちの活字離れが進み読解力、表現力が不足していることを指摘した上で「単に知識を覚えるということではなく、いろいろな場面で活用する力が必要」と強調。新聞教材の特長として▽最新のデータや情報を得られる▽写真やグラフなどを多面的に活用できる▽内容がコンパクト▽複数の新聞の内容を比較できる―ことなどを挙げた。
 大分大付属中の勝俣佳子教諭が新聞記事の社説を授業に取り入れた実践例を報告。新聞を切り抜いて教材を作るワークショップもあった。

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