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公開授業で、世界文化遺産に登録された富士山について考える生徒たち=26日、中津市の中津中学校

世界遺産登録の富士山 課題と対策考える

 学校で新聞を教材として活用する取り組みを進めようと、「県NIEセミナー」中津会場が26日、中津市の中津中学校であった。県NIE推進協議会(佐藤直人会長)の主催で、県内の教職員約80人が参加した。
 同校の今長博文教諭(48)の公開授業では、6月に世界文化遺産に登録された富士山について2年生約30人が学んだ。新聞記事を参考に、登録による経済効果や環境破壊の問題について生徒間で意見を交換。トイレ不足や景観への影響、安全対策など将来の課題や対策を探った。
 その後、臼杵市北中、大分市舞鶴小、宇佐市柳ケ浦小の各教諭がNIEの実践状況を報告。報道関係者や県教委職員らを交えた研究討議もあった。

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