NIEに関する一般記事

先進県の事例学ぶ 第12回実践研究会一般記事バックナンバー

発表する参加者ら

 新聞を教材に活用する教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第12回研究会が10日、大分市の大分合同新聞社であった。小中高の教員や指導主事ら約20人が参加し、先進県として知られる熊本の事例を学んだ。
 熊本日日新聞社NIE専門委員の越地(こえじ)真一郎氏(熊本大学客員教授)が講演。ワークショップを交え「『伝える』と『伝わる』は別物。相手が理解できるかという視点を持つことが大切だ」と強調した。
 文章をまとめるポイントとして「先に結論、その後に理由や背景などの各論をつなぐと分かりやすくなる」と紹介。「新聞記事は必ず『先結後各』。修飾語を多用した『名文』より、明快に伝わる『明文』を目指してほしい」と述べた。
 このほか、熊本県内の教員でつくる自主研究組織「NIEネットワーク熊本」の活動報告もあった。

このページの先頭に戻る