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森高で「パワーアップノート」一般記事バックナンバー

気になった記事を切り取る生徒

 新聞を授業に取り入れている、玖珠町の森高校(江川冨士夫校長)で5日、気になった記事を要約し、意見を書く「パワーアップノート」作りがあった。
 2、3年生計221人が取り組んだ。生徒は「日ロ首脳会談」「一般医薬品のインターネット販売」といった記事を切り取り、ノートに貼り付けた。
 「世界農業遺産」の記事に注目した生徒は「過疎化が進むと、遺産が維持できなくなる。玖珠町も例外ではなく、われわれ若者が住み続けられる町づくりを目指してほしい」などと意見を書いていた。
 3年の弘蔵菜実さん(17)は「社会問題について考える良い機会。さまざまな分野に興味を持つことができて楽しい」と話した。
 森高は2009年から、新聞を授業に活用する「パワーアップ森高プロジェクト」を実施。新聞の要約だけでなく、記事を使った小論文コンテスト、外部から講師を招く際の情報収集などに役立てている。

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