NIEに関する一般記事

「考える人」育てる 第9回実践研究会一般記事バックナンバー

講演する佐藤指導主事=11日、大分合同新聞社

 新聞を教材に活用する研究に取り組む教員の自主組織「県NIE実践研究会」の第9回研究会が11日、大分市の大分合同新聞社であった。小中高の教員ら21人が参加し、活用法や有効性を学んだ。
 県教委大分教育事務所の佐藤由美子指導主事(研究会事務局代表)が「NIEで『考える人』を育てる~なぜ新聞が有効か」と題して講演。「子どもたちが学校で学んでいることと、自分たちが暮らしている『今』や『ここ』とのつながりを意識させることが大切」と指摘。「学校全体で意図的、計画的、継続的に取り組み、小中高の連携も図っていくべきだ」と呼び掛けた。
 豊後大野市三重中学校の迫村博美教諭は、生徒が地域の人々を取材してまとめた「人物再発見」の取り組みを実践報告。新聞を活用した教材作りのワークショップもあった。

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